先月10日頃に福の掛かりつけ獣医さんから犬リーシュマニア症の予防接種(vaccin leishmaniose canine)奨励の緊急メールがきた。そもそもこのリーシュマニア症、初めて聞く名前でどんな類の病なのかもさっぱりわからずまずは情報収集からしてみたら・・・・フィラリア症のように犬が発症すると治らない病気!調べれば調べるほど恐ろしい病気だとわかった。発生域は南東フランスや地中海沿岸とか、福は南東フランス・コートダジュール生まれなのでもしかしたらもしかしてと胸騒ぎが。
急ぎ夫が獣医さんにアポをとって簡易テスト(血液検査)をしたらなんと陽性反応が。どんな病気か夫も調べたらしく二人別々の場所で福の行く末を心配してた。日本の獣医さんにも相談しようかと思ったほど。国によっては安楽死を勧められるとの情報もありショックが大きかった。獣医さんに時間が掛かるもののより正確な血液検査を依頼し結果が1週間から10日後に判明するとの事で毎日毎日祈った。予定より早く獣医さんが結果の連絡をくれて「陰性!!!」もう、嬉しくて嬉しくて早速予防接種の初回を済ませてきました。緊急連絡が来るという事はトゥールーズの街でも発症が確認されたのかな。
人畜共通感染症でサシチョウバエという蚊に似た姿の小さなハエによって媒介される病気で犬の場合は4月から10月の間に3度予防接種と外出時には虫よけ首輪が効果的です。来月帰宅したら窓には網戸を設置して更に予防に努めたいと思います。
南西フランスにワンちゃんを連れていらっしゃる方、蚊のいる時期はリーシュマニア症のリスクもありますのでくれぐれもお気をつけて下さい。大事な愛犬を恐ろしい病から守りましょう!